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札幌の家賃はなぜ安いのか?家賃5万円以下専門不動産が解説

不動産豆知識

お部屋探しをしている中で、「札幌の家賃はなぜ安いのか?」と疑問に思ったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。札幌市は日本の5大都市に選ばれる主要都市の1つで、JRだけでなくバスや市電、地下鉄などの公共交通機関も発達しています。また人口は195万人に上り、政令指定都市にも選ばれているにも関わらず、札幌市は他の都市に比べて賃貸の家賃相場が安い傾向にあります。本記事では、「札幌はなぜ家賃が安いのか?」について家賃5万円以下専門不動産が詳しく解説していきます。

目次



  1. 札幌の家賃が安い理由3選

  2. 札幌の中でも家賃が安いエリア

  3. 札幌は初期費用も安い

  4. 冬の暖房費に注意

  5. まとめ




札幌の家賃が安い理由3選


札幌の家賃はなぜ安いのか?家賃5万円以下専門不動産が解説の画像1
冒頭でも触れたように、札幌市は公共交通機関の発達もあり、人口も195万人という大都市にも関わらず家賃が安い傾向にあります。以下でその理由について詳しく解説していきます。

地価が安い


地方に比べて都心部の方が家賃が高いように、同じ日本とはいえ、物価や土地の値段が異なります。特に北海道は広大な土地があるため、地価がかなり安い傾向にあります。以下にて5大都市の1番高値を示している地価を較していきたいと思います。

東京都中央区  1㎡あたり546万円
大阪市北区   1㎡あたり355万円
名古屋市中村区 1㎡あたり292万円
福岡市中央区  1㎡あたり181万円
札幌市中央区  1㎡あたり97万円

このように、東京都中央区と比較をしてみると、札幌市中央区は約5分の1の金額であることがお分かりいただけるかと思います。

供給過剰


上述したように、札幌市は地価が安いことから新築物件の建設費も安く済むため、次々に物件が建設されています。そのため、築年数が古い物件は空室が目立つようになり、人口に比べ供給過剰になっています。その影響もあり、築年数が経つ物件は空室を埋めるために家賃を安くせざるを得ない状況になります。

所得が低い


上述した2つはなんとなく想像がついていた方も中にはいらっしゃるかと思います。しかし、札幌の家賃が安い理由は上記の2つだけでなく、札幌市の所得が全国に比べて低い傾向にあるということも挙げられます。
2022年9月~2023年8月までの1年間に求人サイトに登録した60万人の年収を都道府県別に集計した結果では、東京都の平均年収が455万円なのに対し、北海道では415万円、さらに札幌市は325万円とかなりの差があることが分かります。
よって、これら3つの理由から札幌市の家賃は安い傾向にあるということがお分かりいただけたかと思います。

札幌の中でも家賃が安いエリア


札幌の家賃はなぜ安いのか?家賃5万円以下専門不動産が解説の画像2
札幌の家賃が安い理由はご理解いただけたかと思いますが、ここからは札幌の中でも家賃が安いエリアから順番にご紹介いたします。

南区


南区は札幌のシンボルでもある藻岩山や、定山渓などの温泉街でも有名ですが、山々に囲まれており自然の豊かさを活かした観光果樹園などが人気を集めています。南区は中央区とも隣接しており、地下鉄やバスの利用が可能なため中心部へのアクセスも可能です。しかし、地下鉄の駅は「澄川駅」「自衛隊前駅」「真駒内駅」と3駅のみになりますので、南区の中でも奥の方へお住いの方は、交通機関がバス利用に限られてしまうため、冬季間はバスの遅延も多く、車移動が必要になる可能性もあります。とはいえ、駐車場代も安い傾向にありますので、車が好きな方にはいい立地といえるでしょう。
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白石区


白石区はJR・地下鉄・バスの利用が可能で、中央区とも隣接しているので中心部へのアクセスの良さから根強い人気を持つエリアです。駅周辺に大型スーパーや商業施設もあり、生活のしやすさが人気な区になります。また、家賃帯もお手頃な物件が多く、駐車場が付いている物件も多数あるため、車を所有している方には選ばれやすいという点もあります。
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東区


東区も白石区と同様に、お手頃な家賃帯でありながら駐車場付きの物件が多く、単身者からファミリー層まで幅広い人気がある区といえるでしょう。また、交通機関は、地下鉄・バス利用が可能なエリアですので中心部へのアクセスも気になりません。一方で、車を所有している方が多いため、大型スーパーや商業施設、大きな公園などは郊外にあることが多いのが特徴でもあります。
また、東区は札幌の空の玄関口である「丘珠空港」や高速道路のICが近いこともありますので物件選びの際には騒音などもチェックするといいでしょう。
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豊平区


豊平区は地下鉄・バス利用が可能なエリアのため、中央区へのアクセスも良好です。また学園前駅などは学生に人気の高いエリアになっており、家賃帯もお手頃で1Kや1LDKといった単身者物件が多くあります。さらに、商業施設も充実しているため買い物などに困ることはありません。しかし、豊平区は学園前駅周辺を除くと、ファミリー層も多く分譲マンションや一軒家が多くあり、家賃帯に幅があるのも特徴です。
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北区


北区はJR・地下鉄・バスが利用可能エリアのため、札幌駅や千歳空港などへのアクセスも便利です。また、自然豊かでありながら、交通機関の利便性もありますので、学生からファミリー層まで幅広く人気の高いエリアになっています。一方で、北24条エリアはすすきのに次いで歓楽街でもあり、飲食店などで賑わう地域です。北区の家賃帯は札幌市内でも幅が広く、住宅地はファミリー物件が多いこともあり、札幌市内では比較的値段が高めに感じるかと思います。
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西区


西区はJR・地下鉄・バスの3路線が利用可能エリアになっており、JRの快速エアポートが止まる駅もありますので、千歳空港へのアクセスも便利です。一方で家賃帯は普通またはやや高めとなっており、単身者向けの物件からファミリー向けの物件まで幅広くあります。また、郊外には大型スーパーや商業施設といった施設が充実しているためお買い物に困ることもありません。
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手稲区


手稲区はJR・バス利用可能エリアではありますが、基本的に車を所有している方が多くいらっしゃる地域になります。そのためファミリー層が多く、家賃帯はやや高めになります。しかし、1K〜1LDKといった物件はとてもお手頃な値段設定になっています。とはいえ、中心部へのアクセスに時間がかかることや地下鉄がないことがネックに思う方もいらっしゃると思います。しかし、中心部への移動を必要としない場合、単身者の方や2人世帯の場合はお手頃な家賃で綺麗な物件に住める可能性が高い地域になります。
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中央区


中央区は札幌市の中心部であり、JR・地下鉄・バスだけではなく、市電の利用もできるエリアになります。また、道内最大の歓楽街であるすすきのやオフィス街の大通り、高級住宅街で有名な円山や宮の森があるのも特徴です。また、すすきの近辺や大通りは主に新築の高層マンションが多数あり、立地や利便性もいいため家賃は高額になります。しかし、すすきのから少し離れると単身者向けの1Kや1LDKといったお手頃な値段の物件があるのも中央区の特徴であり、根強い人気がある理由とも言えます。また、中央区は駐車場が少なく、金額も高額であるため車の所有には向いていない区とも言えますが、その代わりに交通機関が発達しているため、買い物など生活に困ることはありません。
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清田区


清田区は区の3分の2が丘や山などの自然豊かな地域になります。しかし、札幌市の中では唯一JR・地下鉄がない区であり、交通機関はバスのみになります。そのため車を所有している方が多く近年ではニュータウンが誕生したことから、お子さんがいらっしゃる子育て世帯が多い活気ある区になります。そのため、ファミリー物件が多く家賃帯は高めになっています。また、単身者向けの物件は少ないですが、値段の割に広さのある物件が多くあります。
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厚別区


厚別区は、札幌市では最も面積の小さな区ではありますが、そのほとんどが住宅街になっております。また、JR・地下鉄・バスの利用ができる区であり、近年は新さっぽろ駅のリニューアル工事が完了したこともあり、さらに賑わう地域の1つです。中心部へのアクセスも便利ではありますが、新さっぽろ駅の近郊には商業施設もあり、買い物にも困ることはありません。さらに厚別区は学生が多いこともあり、1Kや1LDKといった家賃帯のお手頃な物件と、ファミリー向けの一軒家や分譲住宅が多いこともあり、家賃帯の幅が広いといえます。
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札幌は初期費用も安い


札幌の家賃はなぜ安いのか?家賃5万円以下専門不動産が解説の画像3
札幌でお部屋探しをしたことがある方はお分かりいただけるかと思いますが、札幌は都心部とは異なり初期費用が安いことも魅力です。次項にて札幌で賃貸物件を借りる際にかかる初期費用を簡単にご紹介いたします。参考にしてみて下さい。

賃貸の初期費用とは


賃貸の初期費用とは、賃貸物件を借りる際にかかる費用を契約当日までに支払わなくてはいけない費用のことをさします。初期費用は主に退去時の原状回復費に利用される敷金や、大家さんへのお礼として支払う礼金、また物件の共益費や鍵の交換料など物件により様々で、一般的に賃貸物件を借りる際にかかる初期費用は家賃の4倍〜4.5倍といわれています。

一般的な相場と札幌の相場


一般的な初期費用の相場として、東京と仙台を例に札幌の初期費用の相場を比較して、札幌の初期費用がどれほど安いのか比較してみたいと思います。また、初期費用の計算を簡単にするために一般的に最低額かかる項目のみで算出しています。なお、家賃は一律5万円、共益費は5,000円とします。

【東京の初期費用】
・敷金2か月分 100,000円
・礼金2か月分 100,000円
・共益費    5,000円
・火災保険    18,000円
・初回保証料  25,000円
合計248,000円

【仙台の場合】
・敷金1か月  50,000円
・礼金1か月  50,000円
・共益費    5,000円
・火災保険    18,000円
・初回保証料  25,000円
合計148,000円

【札幌の場合】
・敷金1か月  50,000円
・礼金     0円
・共益費    5,000円
・火災保険    18,000円
・初回保証料  25,000円
合計98,000円

札幌の賃貸物件は基本的に「礼金0円」という物件が多く、新築物件や駅近物件であっても敷金礼金の両方がないことも珍しくありません。また1Rや1Kといった単身者向けの物件であってもバス・トイレ別の物件が多く、一部屋ごとの造りも広めなのが特徴です。

補足になりますが、上記の金額は初期費用の際に最低限かかる項目で算出したものになりますので、物件によっては上記の金額に加えて、前家賃や日割り家賃、仲介手数料、室内清掃料やシリンダー交換料、エアコン清掃料、ペットを飼育する場合の消臭料などがかかります。

初期費用0円の賃貸も存在する


上述したように、札幌の賃貸は「礼金0円」が珍しくないというお話をしましたが、敷金礼金0円よりもさらに安い「初期費用0円」の賃貸物件も存在します。こちらは物件に問題があるということではなく、築年数が経ってしまっている物件や、駅から少し離れている物件など入居者が入りにくい空室を埋めるための物であります。なお、初期費用0円というのは上記に記載した初期費用のすべてを支払わなくていいというわけではなく、退去支払いにできる項目があったり、鍵の交換料金を大家さんが負担してくれるなどのサービスによって成り立っています。

加えて、弊社は家賃5万円以下専門の不動産のため、礼金0円物件だけでなく、「敷金礼金0円・仲介手数料無料」の物件をご紹介することも可能です。お気軽にご相談ください。

冬の暖房費に注意


札幌の家賃はなぜ安いのか?家賃5万円以下専門不動産が解説の画像4
ご存じの通り冬季間が長い北海道は暖房器具が必要になります。しかし、家賃の安い札幌ではありますが、冬場の暖房費は知らずに大きな出費に繋がってしまう可能性がありますので物件選びの際にはご注意ください。

北海道の冬は約5か月


北海道の冬は約5か月間と、1年の約半分が寒い期間になります。もちろん住宅の造りも越冬使用ではありますが、この期間の暖房費はかなりの出費に繋がります。また、賃貸物件の構造や暖房器具の種類、燃料によっても暖房費に差が出ます。

暖房器具によって暖房費は大きく異なる


一般的な賃貸物件に備え付けられている暖房器具は「エアコン」がほとんどかと思います。しかし、北海道ではエアコンの設置率も高まってきてはいるものの、基本的には「ストーブ」が備え付けられています。しかし、物件により寒冷地エアコンや灯油ストーブ、ガスストーブなど様々です。また、ガスストーブには都市ガスとプロパンガスがありますので、以下でそれぞれの使用料の比較をします。なお、それぞれ1日8時間使用した場合の平均的な金額で比較します。

寒冷地エアコン    3,400円~4,000円
灯油ストーブ     6,600円~7,650円
都市ガスストーブ   10,195円~14,553円
プロパンガスストーブ 25,054円~35,765円

という結果になりました。しかし昨今ではオール電化の賃貸物件が増えたことなどから、寒冷地エアコン付きの物件も増えてきております。また、プロパンガスの物件であってもガス料金に上限が設定されている「ガスリミットプラン」が採用されている物件もあるため、一概にプロパンガスだから光熱費が高くなると言うわけでもありません。

物件の構造によっても暖房費は異なる


賃貸物件の構造は様々ですが、本記事ではわかりやすく比較するために大きく分けて鉄筋コンクリート造と木造という2つの構造に分けます。札幌での賃貸選びの際には、家賃が安いということだけで選んでしまうと、暖房費に費用が嵩んでしまう可能性もありますのでご注意ください。
鉄筋コンクリート造

鉄筋コンクリート造の物件は鉄筋とコンクリートを使用しているため、冬場に暖房を消すと室内が冷えやすいことや、階層が上がるにつれて値段が高くなるデメリットがあります。しかし、マンションは階数が多いこともメリットですので、上下に入居者がいる階を選ぶことで、冬場でも暖かい傾向にあります。また、冬場は太陽が低いため、日当たりがいい物件を選ぶことで、日中の暖房費の節約になります。
木造

木造アパートは主に2階建てか1階が駐車場になっている3階建て物件が多く、2階建てタイプの1階は雪で排気筒が埋まってしまってしまう可能性があります。また2階は上の階に住人がいないことで寒さを感じやすいという点があります。中でも一番寒さを感じやすい物件は下が車庫タイプの駐車場になっている場合です。車庫タイプと聞くと、冬場は車の雪下ろしが無くて楽に思えますが、冷気が上がってきますのでより寒さを感じやすいというデメリットがあります。しかし、木造のメリットは比較的値段が安く、物件自体の面積も広々としている物件が多いことです。さらに、アパートタイプの物件が多いことから、物件選びの際に候補が沢山あるということもメリットだと思います。

まとめ


今回は札幌の家賃はなぜ安いのかについて解説しました。

・札幌は「地価が安い・空室が多い・所得低い」という3つの理由から家賃が安い。
・札幌市中でも南区・白石区・東区は家賃が安く、駐車場付きの物件も多い。
・JR・地下鉄・バス・市電など、交通機関が良好な中央区の人気が高い。
・北区・豊平区は学生からファミリー層まで幅広い人気がある為家賃帯にも幅がある。
・西区・手稲区・厚別区・清田区はファミリー層の物件が多く家賃帯も高めである。
・札幌市内は中央区を除くと、車移動が必要になるエリアが多い。
・札幌は賃貸を借りる際にかかる初期費用も安く、敷金礼金0円物件が多数ある。
・札幌は家賃が安い分冬季間が約5か月間あるため暖房費に注意が必要である。
・暖房費は寒冷地エアコン・灯油ストーブなど暖房器具によって大きく変わる。
・物件選びの際には暖房器具を何にするかで冬季間の出費が変わる。
・暖房費は物件の構造によっても異なるが、住居の下が駐車場になっている物件は1番寒さを感じやすい傾向にある。

以上のことがお分かりいただけたかと思います。

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